長々と書いてしまったが、健康で文化的な最低限度の生活をするためには、多少余裕をもたせたとしても一人暮らしなら1日1,500円、二人暮らしなら2,000円あれば足りることが分かる。
稼ぎを減らせば所得税や住民税も不要となり、高額医療まで手厚くサポートしてくれる国民健康保険は、収入がほとんど無い場合で月に2,000円程度、老後死ぬまでここで言う必要生活費を届けてくれる国民年金は免除になる。
私は高校時代の体操服を、卒業後20数年着続けて、ようやく少しほつれが気になり始めた程度で、衣類などもほとんど買う必要はない。履き物も千円、二千円の靴やサンダルで何年も持つのだ。
これは見る人から見たら節約仙人のような生活に映るかもしれないのだが、与えられた生を全うするにはこれで足りるのだ。
そうすれば、週に1~2回、最低時給に近い、負荷の少ない仕事をするだけでも何とかなるということにも気付ける。
仕事で鬱になり自殺してしまうことの滑稽さが分かるだろうか?
そして、この最低限度を踏まえて、好みに合わせて何のオプションやトッピングを得るのかを、優先順位を含めて考えるのが人生戦略なのだ。
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